雇われ施設長『頑張るおっさん』が介護業界をつぶやく!

介護・福祉業界に25年以上身を置くおっさんの本音のつぶやきです(笑)

「看取り」について・・・総論

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僕が北の街に行くことが決まってから、退職を匂わす発言をして、僕を困らせる職員がちょいちょい出てきました。そんな時には、贈賄で乗り切ろうとする最低な『頑張るおっさん』です。

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贈賄の品はこれ1ケース

先月、実地指導で頑張ってくれた人へのプレゼントも合わせ2か月で5ケース(笑)。あと1ケース、ストックがあります。「そういうんじゃないから~」って言って渡しますが、受け取った職員は退職できません(笑)。

さて、どうでもいい話題は置いておいて、今日は「看取り」について書いてみたいと思います。

僕の施設では、年間20人~30人のご入居者を看取らせていただいています。有料老人ホームでこれだけの看取りをする施設は、おそらく全国でもあまりないでしょう。しかし恐ろしいことに、グループ企業である北の街の住宅型有料老人ホームでは、何と毎月5人~10人くらいお看取りしています。そんなことが出来るのは、やはり介護職員や看護職員などのスタッフのおかげとしか言いようがありません。僕の施設の介護職員たちは、下顎呼吸が出てきたらきちんとご家族や主治医に連絡して、永眠されたらエンゼルケアをして差し上げます。現場の介護職員の経験とスキルと、何より彼らの最後まで寄り添いたいという想いに心を打たれますし、頭が下がります。彼らなしでは絶対に出来ないことです。

「看取りケア」をするにあたっては、もちろん現場の介護職員だけじゃなく、施設全体の職員の協力が必要です。特に大切なのは、その入り口です。

本人やご家族は、自分を含めた「身内の死」についてそれほど多くの経験はありません。だから当然動揺しますし、その事実を受け入れられない場合があります。それは高齢者の場合、特に本人よりも家族です。だから丁寧に「人の死」についてお話する必要があります。まずは主治医から病状について医学的な説明をしていただいて、その後施設で施設長である僕と看護部長を中心に、本人とご家族に「施設が協力できること」をお話をして、その上でどんな最後を望まれるかを決めて頂いています。この時、うちの施設の看護部長が元大学病院の看護師長だったこともあり、それはそれは素晴らしい、温かい話し方をしてくれるので、本当に助かっています。

今日は本当に総論だけです。「看取り」をするには多くの、本当に多くの配慮すべきこと、なすべきこと、チームとしてのスキルや経験が必要です。施設で死を迎えるだけでは「看取り」とは絶対に言えません。本人やご家族が穏やかにその時を迎えられることが「看取り」です。

今後も少しづつ、このブログで僕たちの経験を伝えていきたいと思います。

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